A02 デジタルフィルタとは?

助手:天の川オーディオラボのWebページの第2回目です。それでは今回はデジタルフィルタと言うことでお願いします。

室長:フィルタとは一定の規則に基づいてデータを処理するプログラムや機器のことじゃ。当研究室では当然デジタルオーディオ信号を処理するプログラムのことを意味する。詳しいことはWiki参照じゃ!

助手:ええっ!いきなりWikiに振らないで少しは説明してくださいよ…ってもしかしてデジタルフィルタのことあまり良く知らないんじゃないですか?

室長:うるさい!そんな本当のことをここで言わなくてもよいではないか。まあ簡単に言うとデジタルフィルタにはIIRとFIRがあって、当研究所では簡単でメリットが多いFIRフィルタを使っていくぞ。

助手:それじゃFIRのメリットって何か教えてください。

室長:一番大きな違いは直線位相のフィルタが作れるということだな。聞かれる前に答えとくと直線位相ということは位相が周波数によってずれないので波形が崩れないのじゃ。それに基本的に安定なフィルタになるので設計が楽というのもあるぞ。

助手:それじゃあIIRってのはダメな子ですか?

室長:そんなことはないぞ。そもそも人間は位相に鈍感だし、IIRは少ない計算量で必要な特性が得られるし、遅延時間が短いのでライブ演奏などでも使いやすいなどのメリットもあるのじゃ。だが当研究室では録音された音楽の再生ということを目的としているので遅延時間は問題とならないし、現在のパソコンは処理能力に余裕があるので計算量が増えても平気なのでFIRを採用するというわけじゃ。

助手:でもデジタルフィルタって簡単に作れるのですか?難しい数学や高度なプログラミング技術が必要だったら嫌ですよ。それに室長だって数学が苦手でしょう。大丈夫ですか?

室長:大丈夫だ、問題ない。

助手:そのセリフはとっても不安になるんですけど。

室長:ではFIRの解説は次回ということで。

2012年12月5日

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