B14 最小位相フィルタ

室長:前回のフィルタの波形を表示してみてくれ。

助手:こんな感じです。

室長:fir2関数で設計しているので当然直線位相になっている。波形は左右対称だ。だがイコライザにおいて直線位相が常に最善とは限らない。プリエコーが悪さをする場合もある。そこで最小位相フィルタに変換してみよう。rceps関数を使うと簡単に変換できる。

助手:[y, xm] = rceps(x)でxmが変換された結果ですね。


[y, xm] = rceps(a);
plot(xm);
figure;
filterplot(xm,44100);



これでプリエコーなしに変換できました。周波数特性も大体同じです。

室長:この二つは両方ともFIRフィルタで周波数特性はほぼ同じだが位相特性はまったく異なっている。

さて次回からは位相の補正に取り組む予定だ。

2013年1月13日

次ページへ

目次へ