B19 タイムアライメント測定

室長:では実際に測定してみよう。そのまま測定すると分かりにくいのでBruteFirの設定でlowを1000サンプル、midを500サンプルのディレイをかけてインパルスレスポンスを測定してくれ。

助手:は~い。こんなんでました。

最初がhighで次が次がmid、最後がlowですね。間隔はhigh-low間が1124サンプル、high-mid間が500サンプルですね。

室長:うむ。もともと500サンプルと1000サンプルのディレイを掛けているのでmidとhighの差はなく、highとlowではlowが124サンプル遅れていることがわかる。

助手:ずいぶんウーファーが遅れてますね。

室長:じつはワザとウーファーを1m近く後ろに下げて測定してみたのだ。この結果からスピーカーの位置を動かさないでタイムアライメントをとるためにはツィーターとミッドレンジに124サンプルのディレイを掛ければ良いことがわかる。このように簡単にタイムアライメントをとることが出きるぞ。測定を96kで行えばさらに正確に調整できるぞ。

助手:大型ホーンシステムでもこの方法で大丈夫ですか?

室長:多分大丈夫だ。

助手:多分?

室長:実は大型ホーンシステムを測定・調節したことはないのだ。誰か大型ホーンシステムを自由に測定調節させてくれる人はおらんかのう。

さて測定編もそろそろ終了じゃ。次回は実際の測定例を示して終了することにしよう。

2013年2月11日

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