B20 フィルタの例

室長:とりあえず測定結果から作ったフィルタの例を示すぞ。周波数特性だけを大雑把に補正したものと、位相も補正したものだ。

低域がカットしてあるのは小口径ユニットで耐入力を稼ぐためだ。
赤が単純な周波数特性を補正したものだ。ちなみに中域のフィルタの波形はこんなだ。

助手:位相もいじっているのは波形が左右対称ではなくなってますね。補正フィルタを通した後の波形はこんな感じです。

青の補正フィルタを使った方がインパスルレスポンスの形がきれいになってますね。
ちなみにどうやって作ったのですか?

室長:うむ。単純な方はいままで述べた方法で適当に作ったものだ。青の方は実はDRC(Digital Room Correction)のminimal補正で各帯域を補正したものに帯域制限を掛けて作ったのだ。他人の褌で相撲をとっているようなものだがな。個人的にはこれでもちょっと補正しすぎな感じだな。音の感想はどうだな?

助手:これならばスピーカーを窓から投げ捨てなくても良さそうです。いずれにしても単純にクロスオーバーさせるだけではダメでユニットの測定をして調節することが大切なのですね。タイムアライメントを合わせた効果でウーファーの位置がズレているのに全く違和感がないですね。

室長:うむ。では次回はmpdとBruteFIRをインストールして音楽を再生できる環境を整えよう。

2013年2月17日

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