C06 アクセスポイントの設定

助手:今回のタイトルは意味不明なんですけど。アクセスポイントと音楽再生PCと何の関係があるんですか?

室長:たしかにあまり関係ないし、この情報はほとんどの環境では意味がない。といういうわけで簡単にゆくぞ。

要するにノートパソコンの内蔵無線LANをアクセスポイントとして使ってノートパソコンとアンプ・スピーカー、そしてリモコン用のタブレットだけでネットーワークなしの完結したシステムを作るのだ。

助手:意味があるのですか?普通、ネットワークに繋げるし無線LANのアクセスポイントもあるでしょう?

室長:まあ普通はな。だが外部に持ち出して他人の家でデモをするときなどはネットワーク環境がなかったりあったとしてもつなげられない時もある。NASや無線ルーターを持っていくのも大げさだ。こういう状況では機材がシンプルになるので便利だ。まあ音質的には余計なプロセスが動くので不利だ。操作用端末を持っている人のところでならノートパソコン1台を持っていくだけでMPDをタブレット操作するデモが出来るので便利だぞ。

助手:普通の人には意味なさそうですね。じゃあ簡単にすませましょう。

室長:いつもどおりhostapdとisc-dhcp-serverをインストールして無線LAN側だけにdhcpでアドレスを割り振る。MPDの操作さえ出来れば良いのでbridgeの設定は不要だ。WEPではなくWPA2を使おう。設定ファイルは
/etc/hostapd/hostapd.conf
/etc/dhcp/dhcpd.conf
/etc/default/isc-dhcp-server
/etc/network/interfaces
などだ。設定を間違えるとセキュリティに大穴が開くので注意が必要だ。

助手:とりあえず完了しました。タブレットのWiFi設定を変更して….接続できました。たしかにパソコンをネットワークなしでオーディオ装置的に使うには便利ですね。

2013年2月26日

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