D04 製作

室長:よし、いよいよ製作だ。

助手:詳しく説明してください。

室長:まずは単純な箱でよいから作れ。詳しいことは他のサイトを参照だ。

助手:えー、少しは説明してくださいよ。

室長:じゃあ、ポイントだけな。まず板のカットだ。板の直線カットはホームセンターでやってもらうのが吉だ。電動丸ノコは危険なのでお勧めしない。使うなら自己責任で。問題は丸穴あけだ。ユニットの取り付けとケーブルを出すための穴が必要だ。丸穴あけまでやってくれる店があれば問題ないが、なければ自分でやることになる。ホームセンターによっては無料で工具を貸してくれるところもあるぞ。工具の使い方はは木工関係のサイトを参照だ。直径10cm以上ならジグソーが便利だ。刃は曲線仕上げ用の細いものを使うのがポイントだ。それ以下の穴は自在錐かホールソーを使うのが便利だ。自在錐は結構危険なので注意してな。
面倒なら少し高いが丸穴あけまでやってくれるところに頼んだ方がよいな。さらに簡単にするにはFostexなどの出来上がった箱を使うのも良いぞ。

助手:箱の組み立てはどうしますか?

室長:巨大な箱なら接着剤+コーススレッドが簡単だ。今回のような小さな箱なら木工用ボンドだけで充分だ。理想をいえばハタガネでしっかり接着だが、小さな箱なら重しを載せる程度でも十分な強度で接着できる。

助手:ユニットの取り付けとターミナルはどうしますか?

室長:本当はバッフル面をトリマーで削って落とし込みをした方が見た目も良いし音質的にも有利だが、面倒なのでそのままつければ良い。ユニットによっては単純な丸穴ではターミナルが引っかかる場合がある。そういう時にはターミナルの部分だけ木工用ヤスリで広げる必要がある。取り付けは鬼目ナットなどとボルトでしっかり止める方がよいが、普通に木ネジでも充分だ。ネジが緩くなったは穴に木工用ボンドを少し流し込んで乾燥させればまたネジが効くようになるぞ。あとパッキンが付属しているユニットもあるが隙間が開かなければ使用しなくて構わない。

ターミナルは使わずにケーブル直出しが一番簡単だ。ケーブルよりちょっとだけ大きめの穴を開けて接着剤で止めてしまえば良い。ターミナルを使うならオーディオ用は高いので業務用のスピコンがおすすめだ。サウンドハウスでスピコンで検索すれば出てくる。

配線はちと問題だ。余計な接点を減らす意味ではユニットに直接ハンダ付けしてしまうのがよい。だがフルレンジやウーファーだとハンダ付けに時間がかかるとユニットにダメージを与えてしまう。ファストン端子を使うのが良い。しかしファストン端子とケーブルを圧着する工具は普通には売ってないのでワシはペンチで潰してハンダ付けする方法をとっている。

助手:仕上げの塗装はどうしますか?

室長:塗装は難しい。これこそ他のサイトを参考にしてくれ。一般に塗装をすると響きが抑えられておとなしい音になることが多いようじゃ。見た目を気にしなければ塗装なしでも構わない。

助手:今回は写真も図もなしですね。

室長:うむ、人に見せられるような工作技術は持ってないからな。もっともこんな適当な工作でも大丈夫という例にしてもよかったかな。

助手:必要な工具をまとめてください。

室長:ファストン端子とケーブルを接続する圧着工具がなければハンダごてが必要だろう。あと自分で穴あけするなら4千円くらいのドリルドライバーがあれば便利だ。ユニットやターミナルのネジ止めにも使えるからな。あとウーファー用の大きい穴を開けるのならばジグソーがあると便利だ。

自作は作ってナンボじゃ。あれこれ能書きを言う前に作ってみてくれ。面倒ならfostexのカンスピシリーズでも構わない。これならドライバー一本で完成する。とにかく作れ!

2013年3月26日

次ページへ

目次へ