G01 オリジナル・ノーチラス

助手:返事は分かってますが一応聞いてみます。オリジナルノーチラスを持っているんですか?

室長:もってるわけなかろう。

助手:なんだかますます妄想オーディオに磨きがかかってきましたね。

室長:でもな、ワシが市販のスピーカーの中で一番影響を受けたのはオリジナルノーチラスなのだ。

助手:ノーチラスは市販としては異例のマルチアンプ専用スピーカーでしたね。

室長:たしかにマルチアンプ専用ということもあるが、一番影響を受けたのはスピーカー単体では低域がフラットではなく、チャンネルデバイダに内蔵されたイコライザで低域を+6dB/octで持ち上げてフラットにしていることだ。低域がフラットでないスピーカーをイコライザで補正してハイエンドスピーカーとして成り立つことを証明してくれたのだ。

助手:たしかにそんなスピーカーは初めてでした。

室長:デザインにも影響を受けたと言いたい所だがワシの工作技術では四角い箱しか作れんのが残念じゃ。

助手:それで買えもしないノーチラスをネットで調べたりしてたんですね。

室長:うむ。ダイナミックオーディオの音の細道も必読だ。さてネットで調べたり雑誌を読むといろんなノーチラスユーザーがいるな。ネットで分かる範囲でちょっと調べてみた。

傅信幸氏 アキュフェーズのDF-55
オーディオライター O氏 付属のアナログチャンネルデバイダ
SSX-CでPCチャンデバの人
DEQX2台使用している人

ノーチラスの問題点は初期には専用チャンネルデバイダが付属していたが現在は付属せず、修理もいつまで可能か分からないことだな。それにB&Wは最初はデジタルチャンネルデバイダを考えていたが当時では満足いくものが出来ずにアナログチャンデバを付属することにしたらしい。

助手:そうですよね。いまから新規に購入する人はデジタルチャンデバにするしかないですしね。

室長:ワシとしてはデジタル化してオリジナルのチャンデバよりも高音質を目指すのが進歩だと思うが、まあオリジナルのアナログチャンデバを尊重してなるべくこれを使っていきたいという考えも分かる。

というわけで少々強引だが次回はアナログチャンデバの特性をデジタルに移す方法を大公開じゃ。

4月13日

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