I02 VoyageMPDのインストール

室長:くどいようだが初心者は普通のPCにVoyageMPDをインストールするのは止めといた方がいい。これは誰かにやってもらうか、インストール済みの専用ハードを買うものだ。

助手:あまりくどいと嫌われますよ。さっさとインストール方法をお願いします。

室長:0.9-rc2の場合で説明するぞ。具体的な方法は公式サイトに書いてある。linuxマシンがあるならCDやUSBメモリを使わずに直接tarボールを解凍してインストールできるのだ。

助手:どこにインストールしますか?

室長:安全に行うならUSBメモリが良い。だがパッケージの追加やコンパイルなどをするには忍耐力がいる。できれば普通のハードディスクにインストールしておきたい。

助手:じゃあハードディスクにインストールするときに注意点をお願いします。

室長:まずVoyageMPDをインストールするときに設定を間違うとハードディスクの内容が全部消されてしまう。設定をまちがわなくてもブートローダーが入れ替わってVoyageMPDしか起動できなくなる。ブートーローダーのリカバリー法を知らないと大変なことになる。また複数のVoyageMPDをインストールしようとするとgrubのrootが同じLABELで指定されていてうまくいかない。手動でgrubの設定を変える必要がある。さらにUSBキーボードを認識しないことがあるのでPS/2キーボードがないとネットワークからSSHするしかない。DHCPでアドレスが振られていると探さなければならない。

助手:面倒なことばかりですね。VoyageMPDを使うのは止めときましょう。

室長:いや、面倒なことばかりではないぞ。良いこともある。一旦設定・カスタマイズが済めば同じ設定のままUSBメモリにインストールするのが簡単にできるのだ。USBメモリはリードオンリーでマウントされるので書き換え寿命も気にしなくてい良い。またそのUSBメモリからハードディスクへのインストールも出来る。ちょっとgrubの設定をいじらなければいけないがな。

助手:これならBruteFIRやMPDがインストールされたUSBメモリが簡単に作れますね。あとは環境に合わせてネットワークやサウンドデバイスを設定するだけです。

室長:だが気をつけなければいけないことがある。このUSBメモリとUSBサウンドデバイスが同じBUSにあると音質劣化の原因になる。せっかくのVoyageMPDの高音質が損なわれる可能性があるのだ。そういう意味ではハードディスクかSSDにインストールする方が良いかもしれん。

2013年5月7日

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