I03 VoyageMPDをRAMディスクで運用

助手:せっかくVoyageMPDをお手軽にUSBメモリから起動出来るのに音楽再生を同じUSBから行うのはいまいちですね。

室長:うむ。

USB以外のサウンドデバイスを使う
USBコントローラーが複数あるPCに変える
VoyageMPDをSATAから起動するようにする

などが考えられるな。
だがコストを掛けないで何とかする方法も無いわけではない。

助手:あるならさっさと言ってください。

室長:VoyageMPDはサイズが小さいのでUSBからRAMディスクにコピーしてUSBはアンマウントしてしまえば良いのだ。そうすればUSBメモリを引っこ抜いても問題ない。USBに継ぐのはサウンドデバイスだけに出来る。音楽ファイルは内蔵HDD・SDDまたはネットワーク経由で再生すればよい。

助手:じゃあ具体的な方法をお願いします。

室長:あまり自信はないので、簡単に方法だけを言っておこう。0.9rc2の場合だと
/boot/initrd.img-3.6.9-voyageをコピーして展開、 initまたはscript/localを編集する。rootファイルシステムをマウントしている場所があるのでその前でtmpfsでメモリ上に領域を確保して/rootにマウントする。本来のrootは別の場所にマウントしてそこから内容をコピーする。そのあとで本来のroot(この場合はUSBメモリ)はアンマウントしてしまう。編集が終わったら新しいinitrd.imgを作る。この時にcpioの形式にnewcを指定するのを忘れないように。出来上がったinitrd.imgを元と同じ名前で同じ場所にコピーする。

ちょっと面倒だがやり方さえ分かれば何とかなる。最初はnewcを指定しないでカーネルパニックを起こしまくってたのは内緒だぞ。

助手:これでWindowsPCをUSB起動してVoyageMPDでwindows内の音楽データを再生するなんてことがある程度高音質で出来ますね。

2013年5月10日

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