・O氏とGPL

このページを書くのは気が進みません。なぜならGPLを理解してない・理解する気のない人とGPLの話をするのは大抵の場合、無駄に終わるので。

私は法律に詳しく無いのでこのページに書いてある内容が間違っていたり、不正確だったりしたら遠慮なく指摘してください。間違っていたら謝罪・訂正します(当たり前ですね)。

オーディオライターのO氏は2013年9月5日に書きました。
O氏のWebページから引用

##引用開始###
●例えばワイスMAN301はUbuntu64bitをベースにしていま す。カーネルも含めオリジナルなアルゴリズムが随所に採用され、音楽プレーヤーとして不要な機能は徹底して刈り込まれているそうで、ほとんどUbuntu WEISSという新しいOSを作り上げたようなものだと思われます。
##引用終了##

この項は特に問題ありません。

##引用開始##
●これについてLinuxだからと言ってGPLに基づきソースコードなどの公開を求める人も出てきそうですね。
##引用終了##

Linuxに限らずGPLが適応されるソフトが含まれていればGPL適応部分のソースコードは同梱されているか、入手法が明示されていなければなりません。GPLが適応されないソフトが同梱されていた場合、その部分はもちろんソースコードを渡す必要はありません。

##引用開始##
しかし、何人ものスタッフが何年もかけて開発した膨大なソフトウェアを全て右から左へ公開せよというのでしょうか?この人達には霞を食って生きろというのでしょうか?
##引用終了##

全く意味不明。何人のスタッフだろうが何年かけようが関係ありません。またソースコードを公開したら商売にならないわけではありません。GPLソフトが含まれていても有償なものはいくらでもあります。

それにWEISSはGPL部分のソースコードを公開しているかもしれません。O氏はちゃんと確認したのでしょうか?

##引用開始##
例えばRedHat Linuxのように有償Linux市場がかなりの規模でしかも拡大しつつあり、著作権が成立している場合もあることを知らないのでしょうか?
##引用終了##

意味不明。Red Hat Linuxは既に開発終了で、有料版と無料版がありました。Red Hat Enterprise Linuxはたしかに有償LinuxですがGPL部分のソースコードはちゃんと公開しています。このソースコードからRedHatの商標部分を削除してRedHatEnterpriseLinuxクローンのCentOSが作られていることを知らないのでしょうか?CentOSのWikiでも見てください。もちろんRedHatが開発した商用パッケージはCentOSに含まれていません。著作権についても意味不明。著作権はライセンスがGPLのソフトにも成立しています。というよりGPLに違反すると問題になるのはそのソフトに著作権があるからなのです。著作権法に違反しないためにライセンスを守る必要があるのです。GPLとパブリックドメインを混同していませんか?

##引用開始##
●ライセンス料分だけでは大して影響はないのに、フリーウェアなんだから安くしろ、というの人も出てくるんでしょうね。
##引用終了##

これまた意味不明。フリーウェアとフリーソフトウェアを混同していませんか?GPLはソフトウェアを有償にすることを認めています。

以上、この短い文章からだけでもO氏がGPLを理解していない・守らなくても良いと考えているのは明白です。

「ソースコードを公開したくないけれどもオープンソースソフトを使いたい」のならば最初からBSDライセンスなどのソースコード公開の義務の無いソフトを使えばよいのです。BSDライセンスを知ってますか?

もう、思想が根本から違うのでおそらく理解し合える余地はないと思われます。

ちなみにGPLを守ってソースコードを配布している例
パイオニア
ケンウッド
ビクター
YAMAHA
SONY
その他いくらでもあります。
またGPLを守っていない例も探せば出てきますが、「他がやっているからいいだろう」は勘弁してください。

2013年9月17日

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